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2024年12月刊 2970円(税込)
三村純也句集『高天』(たかま)
詩歌文学館受賞から5年。大学教授と「山茶花」主宰という二足の草鞋から放たれ、いよいよ俳句一筋の道へ。知識と経験に裏打ちされた写生の眼、端正な句姿、時にユーモアもちりばめながら、高まる句ごころを自在に表現した奥行のある一書。平成27年から令和4年までの378句を収める待望の第六句集。
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2024年11月刊 2860円(税込)
久保田哲子句集『翠陰』(すいいん)
前作『青韻』で「鮫島賞」「北海道新聞俳句賞」を受賞した著者の17年ぶりの第三句集。10代で俳句に出合い、西本一都の「足もて作る」、加藤楸邨の「真実感合」の理念のもと、ひたむきに詠み続けてきた思いがここに結実。本書には、北国に根を下ろして生きる人の、いのちと自然への誠実な眼差しがある。
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2024年10月刊 2200円(税込)
川島由紀子句集『アガパンサスの朝』
坪内稔典氏が推す俊敏な「行動力」と、詩情を生む「取り合わせ」が魅力の川島由紀子さんは、変幻自在な表現者である。本書には「船団」の散在を境に、その前後の作品434句を収録。前作『スモークツリー』から14年、「びわこ句会」代表の第二句集。
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2024年10月刊 2420円(税込)
鎌倉道彦句集『伏流水』(ふくりゅうすい)
約20年間、高校生たちを俳句甲子園に引率している著者は岩手県の元高校教諭。ひたむきな生徒らに刺激を受け、自らも本気で俳句に取り組みはじめた矢先、東日本大震災が起きた。悲惨な現実を生徒とともに乗り越え、立ち止まることなく詠み続けてきた376句を収録。「小熊座」同人の第一句集。
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2024年10月刊 私家版
松本章三句集『町の燕』(まちのつばめ)
昭和14年に松本翠影が創刊した俳誌「みどり」。その5代目主宰として終刊まで心豊かに務めた俳人・松本章三氏(1928-2021)の80年を記録した一冊。「来るやすぐ町の燕となりにけり」「走り根につまづき登る薄暑かな」。章三氏の俳句、文章の他、夫人の作品や吟行写真も多数掲載。
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2024年10月刊 1100円(税込)
中嶋鬼谷編著『井上伝蔵の俳句』
日本近代史上最大の農民蜂起・秩父事件から140年。その指導者として中心的存在だった井上伝蔵は欠席裁判で死刑判決を受け、北海道へ逃亡。俳句というかすかな足跡を残しながら生き続けた。
秩父生まれの著者が、井上伝蔵とその俳句を丹念に辿った34 年の探究がここに完結する!
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2024年9月刊 2300円(税込)
大久保文夫句集『風騒』(ふうそう)
「いには」創立時からの会員として俳句を詠み続けてきた著者は、国内国外を旅から旅へと過ごすうちに、いつしか芭蕉に心を寄せるようになった。「地球儀を回しながら次は何処へ旅をされるのか」と村上喜代子主宰。生きた証を自問し、俳句に素顔を覗かせながら、大久保さんは今日もまた、旅へ出る。
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2024年8月刊 非売品
黒田杏子著『一行の自己表現』
「俳句の出会いは一期一会ですから。」
2003年、三菱商事で行われたMC経営塾での講演を記録した一冊。「俳句の道」を貫いた稀有の俳人・黒田杏子が生きた言葉で伝える人生の豊かさとは。20年前の肉声が、活字となって蘇る。
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2024年8月刊 2200円(税込)
水田巴詩集『深海魚』(しんかいぎょ)
十代の頃から書き溜めてきた
心の揺らぎ、ことばの種。
今、言葉の花束にして
そっと此処に置こう。
チェリスト水田巴の初詩集、110篇。
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2024年7月刊 1650円(税込)
田口武句集『煙草』(たばこ)
切字の全くない句集である。高校時代、鈴木石夫の「歯車」に入会し、句歴は五十年をこえた。文語と口語を駆使した巧みな表現、飄々とした詠みぶりに抒情と諧謔が交叉する。平成16年から令和4年までの作品から450句を収録。「歯車」「銀化」同人、20年ぶりの第四句集。
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2024年6月刊 2640円(税込)
青木桐花句集『あるがまま』
「琅玕」の岸田稚魚、「欅」の大井戸辿の二師を喪い、夫も見送り、俳句をやめようとした時に出会ったのが西村和子句集『鎮魂』だった。その後「知音」で一から俳句を学び直し、日常、旅、自然、人間を詠み続けてきた。卒寿を過ぎいよいよ深まる句境、渾身の第一句集。
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2024年6月刊 2200円(税込)
村上瑠璃甫句集『羽根』(はね)
これまで見たことのない大胆な取り合わせに、思わずはっと息をのむ。選び抜かれた言葉は透明感をまとい、一句一句が胸の奥深くまで届くような心地よさが魅力。今、注目の俳誌「秋草」で活躍する精鋭俳人の、待望の初句集!「秋草」以後の298句収録。
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2024年5月刊 2620円(税込)
猪口布子句集『水入りの小瓶』(みずいりのこびん)
夏安居(げあんご)の間、仏に懇ろに供える花を摘む夏花摘(げばなつみ)。主役は花なれど、一時的に夏花を挿しておくための小瓶を愛おしむ心に俳味がある。本書を編むことで、過去の色彩が変わったという著者。「狩」「香雨」で学び二十年の作品から328句を収録。片山由美子師による帯文があたたかい。
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2024年4月刊 2420円(税込)
『長谷川櫂 自選五〇〇句』
数多くの句集や俳論、エッセイ集を発表し、俳句界をリードし続ける長谷川櫂氏による、待望の自選句集!第一句集『古志』から、最新句集『太陽の門』まで、全17冊の句集からその俳句のエッセンスを凝縮した一冊。句歴50年の「変遷」と「現在地」が見えてくる。
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2024年3月刊 2860円(税込)
檜山哲彦句集『光響』(こうきょう)
2023年12月に急逝した「りいの」主宰・檜山哲彦氏の最終句集。晩年、「俳句という灯りがほしい」と語っていた氏は、風、水、光、音・・・見るもの、触れるものを抒情あふれる17音詩へと昇華した。知的好奇心と、言葉への深い信頼をもって詠まれた俳句には、自ずと魂が宿る。
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2024年3月刊 2750円(税込)
三石知左子句集『小さきもの』(ちさきもの)
東京かつしか赤十字母子医療センター院長で小児科医の三石知左子氏による初句集。力強く生を肯定し、小さな命と向き合う著者は、「小児科医は希望と未来ある宝物を託された職業」と語る。やさしい眼差しを重ねる多忙な日常に、自己の輪郭を鮮やかに切り取った340句。「知音」同人。
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2024年1月刊 2200円(税込)
小泉展子句集『鵜ノ尾岬』(うのおざき)
福島・相馬市の鵜ノ尾岬には阿部みどり女・只野柯舟の師弟句碑がある。東日本大震災で倒壊し、長い間立ち入りも禁止された。その句碑を修復し建て直したのが小泉展子さん、柯舟氏の長女である。「鵜ノ尾岬は私の俳句の原点」と、この地を集名とした。「駒草」同人の第一句集。
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2024年1月刊 2750円(税込)
蜂谷一人句集『四神』(しじん)
NHKプロデューサーとして多くの俳句番組を手がけてきた著者が、俳句を「動画的視点」でとらえた個性的な一冊。テキスト「NHK俳句」の表紙に連載したイラストを鏤めたカバーも必見。「俳壇賞」受賞作家による注目の第二句集!
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2024年1月刊 2750円(税込)
中川純一句集『雪道の交叉』(ゆきみちのこうさ)
富安風生、清崎敏郎に俳句を学び、現在「知音」副代表として活躍する著者の、23年ぶりとなる待望の第二句集。科学者として農芸化学、微生物学を専門とし、生命・食・環境に対する深い洞察、優しい眼差しから、俳句の時空が広がる一集。
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2023年12月刊 2420円(税込)
土見敬志郎句集『岬の木』
故郷の寒風沢島(宮城県)の海岸に立っていた大きな一本のカヤの木は、東日本大震災で生家とともに流された。苦難と向き合い続け、12年の時を経て、「何かを書き残さなければ」との思いから生まれた一冊。「小熊座」創刊同人による第二句集。
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2023年12月刊 2750円(税込)
髙橋亜紀彦句集『異邦の神』
コロナ禍の中、最愛の妻を病で喪い、自己の無力さを痛感した著者が、妻を恋い、神に救いを求める日常を克明に描く。信仰を超えて、異彩を放つ第三句集。「雪華」「紫」同人、「篠」会員。
帯文:橋本喜夫 / 栞:五十嵐秀彦
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2023年11月刊 2750円(税込)
𠮷澤利枝句集『奔馬の如き』
遠山陽子氏に出会い、俳句を始めた著者。大胆で粋な人柄は、富士山の見える静岡の旧家に育ったゆえか。「猪八戒」の渾名で親しまれ、年を重ねるごとに俳句の言葉を輝かせる。現在「岳」同人、第一句集。 序文:宮坂静生
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2023年10月刊 2860円(税込)
茨木和生句集『わかな』
奈良大和を愛し、四方の山々を見つめ、季語の現場を歩き続けてきた茨木和生氏。にっぽんの自然と暮しの豊かさに満ちた俳句には、誠の心が宿る。前作『みなみ』に続く第17句集!
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2023年9月刊 2860円(税込)
杉山久子句集『栞』【第2刷】
早くから才能を発揮し、芝不器男俳句新人賞、山口県芸術文化振興奨励賞に続き、前作『泉』では第1回姨捨俳句大賞を受賞した著者。宇宙の中の一存在として詠み、しなやかで独創的な感性が煌めく注目の第四句集。
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2023年9月刊 2750円(税込)
筒井慶夏句集『交叉』
徳島に生まれ、本土復帰間もない沖縄に移住した著者は、紅型筒描き染めの作家として文様の世界に惹かれる一方で、沖縄の季語の実感を大切に作句し続けている。平成22年には毎日俳句大賞受賞。句歴25年の成果を収める「天為」同人の第一句集。
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2023年8月刊 2970円(税込)
中岡毅雄句集『伴侶』
山本健吉文学賞受賞の『啓示』から14年、待望の第五句集刊行。身辺の草木や小さな生き物に病の我が身を重ねながら、命の在りようを見つめる眼差しは静謐で、読むほどに心透き通る一集。歌人・水原紫苑氏推薦!
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2023年8月刊 2750円(税込)
山科光男句集『丹霞郷』
「丹霞郷」とは、故郷信州の美しい大地。春になると桃や林檎の花が咲き乱れる名所である。経済界の第一線を走り続けてきた著者が俳句に出会い、12年の成果を纏めた第一句集。
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2023年6月刊 2860円(税込)
池田澄子句集『月と書く』
◆ 第16回 小野市詩歌文学賞 受賞!
読売文学賞受賞『此処』から3年。その間、世界中で人が人に逢えなくなった。地球上では戦火が広がる。時に怒り絶望し、時に恥ずかし気に漂いながら、ありのままの心を映した332句。
口語を駆使した俳句で多くのファンを魅了する俳人・池田澄子の第八句集。
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2023年6月刊 2420円(税込)
塚本万亀子句集『鸚哥の唄』
文学青年だった息子と生きようと俳句をはじめた著者。亡き人の力を得た言葉は時に強く、時に優しく語りかけてくる。長年ともに暮らしたインコに由来する句集名「鸚哥の唄」は幸せな時間の象徴とも言えよう。「小熊座」同人の第一句集。
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2023年6月刊 2750円(税込)
荒井千佐代句集『黒鍵』
殉教・被爆の地、長崎に生まれた著者は教会のオルガン奏者として弾き、歌い、祈りながら、心と言葉を研ぎ澄ませてきた。一集を貫く精神世界は深く、尊い。数々の受賞歴を持つ「沖」の実力作家による、13年ぶりの第四句集。
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2023年6月刊 非売品
榎本弘光句集『鮎時』
句歴30年、気取らない生活を軽やかに詠み、ゴルフ、畑、旅、囲碁、盆栽と多彩な趣味のなかでも「鮎釣りの涼やかな時が作者にふさわしい」と西山睦氏は語る。「駒草」同人による第一句集。
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2023年5月刊 2860円(税込)
井出野浩貴句集『孤島』
俳人協会新人賞受賞から8年、待望の第二句集!
巻頭句は「しだれ梅くぐらむ深く息吸はむ」。凛とした一句に始まり、日々を生きる作者の姿が確かな描写で浮かび上がってくる。時間空間を大きく見通し、静かな表現の奥に独創性が漂う一集。「知音」同人。
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2023年4月刊 2750円(税込)
谷渡 粋句集『微風』
能登の地に根差し、澤木欣一・細見綾子の師系に連なる「風」系俳人による第一句集。初期作品から現在までの俳句を俳誌ごとに収め、「手織り」と「田畑作り」に生きる著者が五感で捉えた伸びやかな佳品。
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2023年3月刊 2420円(税込)
藤田銀子句集『短篇の恋』
十代の頃から詩文の創作を続けてきた著者。師の西村和子氏は〈蝶生る愛さるること疑はず〉の句を挙げ、「こうした本質に迫る句が詠めるのは、写生を怠らなかった証である」と評す。鋭い洞察力が詩にゆたかな発見をもたらす「知音」同人の第一句集。
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2023年3月刊 2200円(税込)
髙橋亘句集『機影の灯』
句歴10年。持ち前のバイタリティーで俳句に打ち込んできた著者は、今では「都市」の牽引役として初心者教室を指導している。「孤心」を大切に一人吟行を重ね、緩急自在で鮮やかな切り口が魅力の330句。
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2023年2月刊 1650円(税込)
寺田伸一句集『ぽつんと宇宙』
「僕は俳句に出会って人生が楽になり、楽しくなった」
重い障害を抱えながらも、毎月欠かさず句会に参加し、俳句を詠み続けてきた日々。句会で笑って、ちょっと泣いて・・・明るい孤独感を湛えた寺田伸一の世界。果てない宙を旅するように紡がれた105句が一冊に!
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2023年2月刊 3300円(税込)
◆ 第10回 佐藤佐太郎短歌賞 受賞!
永田淳歌集『光の鱗』
歌人永田和宏・河野裕子の長男にして、青磁社代表の著者による最新歌集。「塔」選者に就任以後の445首を収録。選者として、一人の作家として、いま謐かなる湖へ漕ぎだす如く詠う注目の第四歌集。
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2023年1月刊 2750円(税込)
田島竹四句集『生きてゐて良かつた』
阿波野青畝・森田峠・森田純一郎の三代に師事してきた「かつらぎ」同人による白寿記念句集。老いを肯い、生を尊び、平明で清らかな俳心で本格写生を極めた一書。
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2022年12月刊 2500円(税込)
句画集『つはぶき』
母として、妻として家庭を守り、保健師として地域に根差し、時に走り、時に病と闘いながら丁寧な暮らしを重ねてきた著者。ふるさと山梨の自然に抱かれ、自選百句に絵とエッセーを添えて綴った豊かな日常が一冊に。≪オールカラー≫
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2022年11月刊 2200円(税込)
『谷さやん句集』
首謀者は一体誰なのか―。この句集を手にすると、ふとそんな思いにとらわれる。ブルーのグラデーションが織りなす静謐な佇まいの一冊。開くと、鮮やかに切り取られた景色や場面や思いが、言葉となって生き生きと立っている。宗左近俳句大賞受賞作家による、待望の第二句集。
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2022年9月刊 2970円(税込)
吉永興子句集『青のときめき』
〈蜘蛛の囲の朱き一葉を掲げたる〉の句を挙げ、師の今井聖氏は「こんなに切ない句に出会うことは滅多にない」と語る。感覚を研ぎ澄ませ、ユーモアから本格写生まで多彩な表現をみせる俳誌「街」同人の第三句集。
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2022年7月刊 2750円(税込)
三輪初子句集『檸檬のかたち』
東京・阿佐ヶ谷の名店「チャンピオン」を営む著者は、ある年突然、閉店を余儀なくされた。喪失感を抱えるなかで思い浮べたのは、切り裂かれる前の清しいレモンの「かたち」だった。「毎日俳句大賞」受賞作を含む 483 句収録の第四句集!
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2022年5月刊 12000円(税込)
『稲畑汀子俳句集成』【第3刷】
日本最古の俳誌「ホトトギス」主宰を継承し、俳句に全身全霊を捧げた生涯。慈愛と明るさに満ちた天衣無縫の俳人・稲畑汀子の80年に及ぶ句業の集大成。全5398句収録の保存版!
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2022年3月刊 2860円(税込)
茨木和生句集『みなみ』
〈力の限り、俳に生きる。〉妻の死、コロナ禍… 苦難を超えて、いよいよ深まる句境。日本の美しい山を、水を、生き物を守りたい。長年、熊野や吉野を歩き続けた著者が、誠の心で自然と一体化した渾身の第16句集!
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2022年2月刊 1650円(税込)
小山正見句集『大花野』【第2刷】
愛する人が病になったとき、何ができるのか――。アルツハイマー型認知症を患う妻と暮らして10年。ありのままの命を見つめ、明滅する心の瞬間をとどめた俳句集。人間の在り方を問う感動の36句。
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2022年2月刊 2420円(税込)
佐藤みね句集『稲の香』
宮城県に在住し、最愛の息子を亡くしたその年、東日本大震災が発生。深い悲しみの中、農に生きる著者にとって稲穂に揺れる白い花は生きる希望そのものだった。この「稲の香」は彼の世にも届くだろうか。魂鎮めの祈りが言葉となり、俳句となる。「小熊座」同人の第二句集。
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2022年1月刊 2970円(税込)
平松うさぎ句集『襲』
日本刺繍をはじめ、書道、茶道、工芸、着物などの伝統文化を嗜む著者。日本文化に共通するエッセンスを捉え、俳句という創造世界に映し出す。「沖」実力作家による第一句集!
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2022年1月刊 2860円(税込)
寺町志津子句集『春は曙』
7歳で満洲から引揚きげて以降、国文学を学び才媛として活躍。のびやかで時にユーモラスな作風は兜太師をも唸らせた。長く広島に在住していた著者ならではのⅤ章「原爆忌」は圧巻。
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2021年12月刊 2860円(税込)
細谷喨々句集『父の夜食』
小児科医として子どもの命と向き合い続けてきた著者が、自らの「生」をも見つめ、四季に移ろう暮しと、その心の在処を詠う第三句集。370 句収録。
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2021年11月刊 2750円(税込)
堀 瞳子句集『水恋鳥』
登山愛好家として、俳人として、自然を見つめるまなざしは穏やかで鋭い。森羅万象に抱かれ、生きとし生けるものの姿を見つめた320句。「運河」同人による第三句集。
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2021年10月刊 2200円(税込)
岩岡中正句集『文事』
震度7の熊本地震、石牟礼道子の死、疫病との戦いを経て、いま、省察の時代へ。見えないものを見つめ、思いをことばにする。文事への念はここに一層深まる。「阿蘇」主宰による注目の第四句集!
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2021年10月刊 2420円(税込)
成田一子句集『トマトの花』
俳壇で最も若い女性主宰による、待望の第一句集!ミュージシャンとして活躍する傍ら、「滝」二代目主宰として注目を集める著者。その詩才が花開く瞬間。【栞文=辻桃子・高野ムツオ】
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2021年9月刊 2750円(税込)
浦戸和こ句集『起き臥し』
「起き臥し」とは毎日を丁寧に生きる著者ならではの集名だろう。仕事を存分にやり終えてからの俳句入門。自然の声に耳を傾け、自我を観察し、豊かな経験に根ざした俳句は、軽やかな抒情性と諧謔味を併せ持つ。「月の匣」同人、第一句集。
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2021年7月刊 2640円(税込)
渡辺真帆句集『翌檜を励ます蟬』
満洲からの引揚げ体験を持つ著者が、50余年の句業を纏めた渾身の一冊!命のあとさきを見つめるまなざし。その確かな着眼で詩想を広げ、雪国の地貌季語をも見出す「岳」同人の第一句集。
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2021年6月刊 2750円(税込)
赤間学句集『白露』(しらつゆ)
東日本大震災から10 年。自らが手掛けた建造物が一瞬にして崩壊した喪失感から立ち上がり、震災復興事業に励む著者の第二句集。被災者に寄り添いながら、己の再生を試みる393句。
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2021年5月刊 1980円(税込)
塩見恵介句集『隣の駅が見える駅』
若手俳人の指導や新聞連載で活躍中の著者が、平成を駆け抜けた「船団」時代を総決算。言葉と格闘し、俳句を詠むことの多幸感に満ち溢れた第三句集!
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2021年5月刊 2860円(税込)
遠藤由樹子句集『寝息と梟』
角川俳句賞受賞作家による注目の一冊!受賞作「単純なひかり」を含む375 句を収録。透明な響きと、深遠なる慈しみを湛えた11 年ぶり、待望の第二句集!
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2021年5月刊 2860円(税込)
吉井まさ江句集『木雫』
喜びと悲しみが交差する人生の機微に触れながら、旅を重ね俳句を詠み続けてきた「花鳥来」会員の第二句集。深見けん二師序句〈旅の日も日々の暮しもあたたかし〉
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2021年3月刊 1870円(税込)
高野ムツオ著 『あの時 俳句が生まれる瞬間』
写真=佐々木隆二
東日本大震災から10年。震災を詠み続けてきた高野ムツオの俳句100句を、自解・写真とともに綴る一冊。俳句と写真のコラボレーション「語り継ぐいのちの俳句」展の作品を含むビジュアル決定版!
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2020年6月刊 2860円(税込)<在庫切れ>
◆ 第72回 読売文学賞(詩歌俳句賞) 受賞!
池田澄子句集 『此処』
口語を駆使した俳句で人気の池田澄子が80代を迎えて直面したのは、親しい句友、そして伴侶の死。亡き師へ、友へ、夫へ。日常のささやかな景に「万物の思いの一つ」が重なる池田澄子の世界。第七句集、第三刷。
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2021年3月刊 2970円(税込)
山田閏子句集『今日の風』
蛇笏賞作家・深見けん二の主宰する「花鳥来」編集長として活躍する著者。「客観写生」「花鳥諷詠」の伝統に裏打ちされた確かな観察眼で、日常の景を鮮やかに掬いとる注目の第四句集。
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2020年12月刊 2420円(税込)
松永律子句集『砂の音』
時に幽玄の世界に遊びながらも、地を踏みしめて歩く向日性を備えた著者。眼前の景に無心で向き合い、颯々と風の吹き渡るような、それでいて静かな一集。「晨」同人による第一句集。
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2020年11月刊 2750円(税込)
坊城俊樹句集『壱』
一見ハードボイルドのようでありながら、底流には虚子以来の「客観写生」「花鳥諷詠」が流れる。
真実と虚構、聖と俗、写生と抽象が鬩ぎ合い、美しい句姿が読者を魅了する第五句集。
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2020年11月刊 2200円(税込)
神野紗希句集『すみれそよぐ』【第2刷】
若手俳人のトップランナーとして輝く著者の最新句集。結婚、妊娠、出産、そして子育て。変化に富む30代の今を切り取った作品は躍動感あふれる一方で寂寥感をも垣間見せ、趣き深い。8年ぶり、待望の第三句集。
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2020年10月刊 2420円(税込)
杉山よし江句集『房州枇杷』
俳句的情趣にとらわれず、時にクールで、時にユーモラス。句歴30年の実力を素直な感性で発揮する「街」同人の初句集。句集名は故郷の名産・枇杷の句に拠り、房州の海辺の暮らしを詠った句も印象深い。
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2020年10月刊 2200円(税込)
五味真穂句集『湛ふるもの』
好奇心旺盛で生き物好きの著者は骨太な俳句の一方で社会や自然に対する不安をも詠み込み、「自然の中の小さな命の一つ」として森羅万象に向き合う。「岳」同人の第一句集。
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2020年10月刊 2860円(税込)
◆ 第52回埼玉文芸賞準賞 受賞!
阿部怜児句集『天守』
客観写生を貫く「花鳥来」同人の第二句集。句集に収めた8年の間に故郷の両親を看取り、情の深い句に鎮魂の思いが宿る。巻頭には深見けん二師による序句が添えられ、一層あたたかい。
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2020年10月刊 2500円(税込)
竹村翠苑句集 『豊かなる人生』
現役で農を営む99歳、その生き様を記した奇跡の句集。農の土から生まれる言葉が、生のあり様を際立たせる390句を収録。澤俳句叢書第二十六篇。
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2020年8月刊 2750円(税込)<在庫切れ>
今井 聖句集 『九月の明るい坂』
目に見えるナマの現実を起点にその時、その瞬間の「リアル」を追求し続ける「街」主宰・今井聖。前作『バーベルに月乗せて』以来、13年ぶり、待望の第四句集!
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2020年7月刊 2200円(税込)
浪江啓子句集 『旅の靴』
90年代、混乱期のモスクワと東京の二拠点で暮らした著者が、沢木欣一・細見綾子に学んだ「風」時代の俳句を纏めた第一句集。ロシアで、日本で、旅先で、眼前の景を言葉に刻んだ、鋭くもしなやかな378句。
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2020年7月刊 2420円(税込)
なつはづき句集 『ぴったりの箱』
現代俳句新人賞受賞作家による注目の処女句集!森羅万象を「からだ」という器で表現するすぐれた身体感覚と、独特の観察眼で読者をひきつける264句。
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2020年6月刊 2750円(税込)
茂木妃流句集 『冬の虹』
大正・昭和・平成そして令和を駆け抜けてきた女性の人生が刻まれた310句。眼前の季題から蘇る鮮明な過去を余情深く詠み上げる「ひろそ火」同人の第一句集。
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2020年6月刊 2200円(税込)
原川雀著 内村信代訳
対訳句集 『俳句 その風景』
原川雀・内村信代による対訳句集『天平の落書』に続く第二弾!「知音」同人の著者が、日英の二か国語で俳句約70句と自解を紹介。
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2020年4月刊 非売品
佐藤のびる句集 『柚子坊』
かつて師の蓬田紀枝子は、著者の俳句をこう評した。「写生に徹した日常詠にその本領あり」と。大らかな自然詠も加わり深まりを見せる「駒草」同人の第二句集。
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2020年4月刊 非売品
佐藤圭子句集『桃の花』
控えめでありながら、筋の通った芯の強さを見せる句風は、師の阿部みどり女、蓬田紀枝子譲りのもの。丁寧に暮らす日常から詩を掬いあげた「駒草」同人の第二句集。
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2020年3月刊 2860円(税込)
山本 潔句集 『艸』
俳誌「花暦」の後継誌として「艸」を創刊した新主宰による第一句集。「艸」と『艸』、ふたつの「艸」を掲げて、新たなスタートをきる著者の詩情ゆたかな360句。
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2020年2月刊 3300円(税込)
木暮陶句郎句集 『陶冶』
「ひろそ火」主宰、待望の第二句集!俳誌創刊前の8年間は、大切な仲間と過ごした「陶冶」の時代。俳句を愛し、自然を愛し、人を愛して詠み続けた俳句、331句を収録。
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2020年2月刊 2200円(税込)
杉山加織句集 『ゼロ・ポイント』
「どんな日にも目の前には季節を彩ることばが溢れ、俳句と句友が寄り添ってくれた8年」。愛しい初期作品から276句を収録。「ひろそ火」編集長の初句集!
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2020年1月刊 2970円(税込)
岡崎桂子句集 『大和ことば』
言葉はどこから来て、どこへゆくのか。言霊を追い続ける作者、が自然との対話を通して丁寧に掬い上げた306句を収録。前作『梓弓』から11年。「対岸」主要同人の第四句集。
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2019年12月刊 2200円(税込)
吉野秀彦句集 『音』
音楽をこよなく愛し、この世に存在するすべての音を愛おしむ炎天寺住職・吉野秀彦による第二句集。表紙を飾るのはヴィンテージのフェンダーベース(1964年製)。「小熊座」同人。
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2019年12月刊 2420円(税込)
永野シン句集 『桜蘂』
宮城県大河原町で東日本大震災に遭遇し、一年後には夫を見送った。非日常からも目を逸らさず現実に向き合う姿に、命の力強い輝きが感じられる。「小熊座」同人の第二句集。
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2019年11月刊 2750円(税込)
蓬田紀枝子句集 『黒き蝶』【在庫切れ】
第19回俳句四季大賞 受賞!
東日本大震災と決して無縁とは言えない夫との死別。「黒き蝶」は夫の化身か。齢を重ねるごとに、句は平明に、そして深みを増していく。作句歴70年を超える「駒草」顧問の第五句集。
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2019年10月刊 2200円(税込)
小林貴子句集 『黄金分割』
第8回星野立子賞 受賞!
俳誌「岳」の編集長として長年「地貌季語」を探り続けてきた著者。「本物の季語の世界」を歩き、千変万化する自然や人間の営みの瞬間をとらえた第四句集。
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2019年9月刊 3300円(税込)
金子兜太句集 『百年』
大正・昭和・平成の激動の一世紀を生き抜いた俳人・金子兜太が辿り着いた境地とは―。2008年夏から絶筆句まで、最後の10年間を記録した最終句集。金子兜太を語るには欠かせない全736句!
*「ブックレット朔」1号とセット購入で送料無料
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2019年9月刊 2860円(税込)
島雅子句集 『もりあをがへる』
寂々とした時間の中、自然の息吹に耳を澄ませるとき、繊細な詩心から言葉が動きだす。人生の明暗を詠み、時にファンタスティック。「門」「ににん」同人の第二句集!
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2019年8月刊 3300円(税込)
行方克巳句集 『晩緑』
「知音」代表の最新句集。「晩緑」とは、「新緑」すなわち初夏の若葉の緑に対して、終わりかけの緑を表す。人生の感慨を季題に託し、軽やかに詠いあげた第八句集。
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2019年8月刊 2860円(税込)
桑本螢生句集 『海の響』
伝統派を代表する俳人・深見けん二氏に学び、「写生」を通して高濱虚子の「深は新なり」を目指してきた著者の第二句集。波音の聞こえてきそうな一冊。
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2019年6月刊 2750円(税込)
織田春美句集 『初音』
「雲母」で飯田龍太の選を受け、「白露」を経て現在「郭公」同人。自在な飛躍が魅力の第一句集。40年間の俳句を厳選して収載。
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2019年4月刊 2750円(税込)
句集 『燕の子』
友岡子郷の指導を受け、「詩としての俳句」の世界へ導かれる著者の瑞々しさが光る第一句集。
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2019年3月刊 2420円(税込)
句集 『天球儀』
第43回福島民報出版文化賞・奨励賞 受賞!
福島の地域医療を支える医師が命をみつめた一冊!「反骨精神」と「優しさ」をあわせ持つ著者の20年にわたる句業をまとめた待望の第一句集。
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2019年3月刊 2860円(税込)
句集 『詩の欠片』
日本人による日仏英の三か国語句集!俳句168句を収め、巻末に「国際季寄せ」約450語を同時掲載。「HAIKU Column」主宰の第一句集。
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2018年12月刊 3080円(税込)
高山れおな句集 『冬の旅、夏の夢』
「朝日俳壇」新選者による6年ぶりの第四句集。異国的な背景と独特の詩情を湛えた319句を収録。
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2018年11月刊 2750円(税込)
赤間学句集 『福島』
東日本大震災、福島原発事故に遭遇して、人は、自然はどう変わったのか。被災の現場を見つめながら句作を重ねる著者の第一句集。
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2018年9月刊 2420円(税込)
金丸和代句集 『半裸の木』
金丸和代俳句は常に、ギリギリのところで勝負し続けている。 俳誌「街」の橋頭堡ともいうべき実力作家による第一句集。
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2018年8月刊 2420円(税込)
天野伸子句集 『馬の目』
これほど動物が詠まれた句集も珍しい。作者の生きものに対する深い愛情が一集の核となり、読む人の気持ちを温かくする。作句歴20年をこえる「街」同人の第一句集。
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2018年6月刊 2860円(税込)
小滝肇句集 『凡そ君と』
心のどこかにいつも「隣人」(=死)の存在を感じてきた作者。鮮やかなイメージとともに詩情を湛えた278句を収録。注目の第一句集。
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2018年5月刊 2750円(税込)
斎藤信義句集 『雪晴風』(ゆきはらし)
第33回北海道新聞 俳句賞 受賞!
北方季語を詠み続ける著者が、色鮮やかに移りゆく北国の四季、その一瞬を切り取った437句。前作『氷塵』(鮫島賞)に続く第四句集。
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2018年5月刊 2860円(税込)
𠮷井素子句集 『空へ咲く』
「花鳥来」同人の第一句集。国内外に吟行を重ね、旅の句にすぐれた句が多い。客観写生を貫いた296句を収録。
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2018年3月刊 2200円(税込)
笹岡さち江句集 『桜の実』
「虹をさす指」を句作の指針とする著者が、眼前の景に心を重ね、清澄なまなざしで切り取った第一句集。
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2017年9月刊 2640円(税込)
西山ゆりこ句集 『ゴールデンウィーク』
伝統に新風を吹き込む精鋭作家、待望の第一句集!自分を取り巻く世界を健やかにうたい、感性を光らせる280句を収録。
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2017年9月刊 2860円(税込)
友岡子郷句集 『海の音』
第52回 蛇笏賞 受賞!
海鳴り、潮風、舟の音。海の音を聴きながら、やさしい言葉で深くうたう232句を収録。著者、5年ぶりの最新句集!
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2017年9月刊 2970円(税込)
岩田暁子句集 『陽のかけら』
詩歌の伝統的なテーマである「雪月花」や「光と闇」などを独自の感性で捉えた298句を収録。「笹」精鋭俳人の第二句集。
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2017年9月刊 2860円(税込)
白石渕路句集 『蝶の家』
第41回 俳人協会新人賞 受賞!
「花鳥来」新鋭俳人の第一句集。心を季題に託してうたい、確かな写生力を示す308句を収録。
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2016年12月刊 4730円(税込)
『藤川游子句文集 游庵/敬天』
第三句集『游庵』と文集『敬天』の二冊構成。鎮魂の想いと共に忘れ難き先人の言葉を綴る。
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2016年10月刊 2420円(税込)
森山いほこ句集 『サラダバー』
日常生活を鋭敏な感覚で捉えた386句を収録。 俳誌「街」の実力作家による第一句集。
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