池田澄子句集『月と書く』

中岡毅雄句集『伴侶』

杉山久子句集『栞』

『稲畑汀子俳句集成』

荒井千佐代句集『黒鍵』

井出野浩貴句集『孤島』

永田淳著『光の鱗』

小山正見句集『大花野』

細谷喨々句集『父の夜食』

高野ムツオ著『あの時 俳句が生まれる瞬間』

神野紗希句集『すみれそよぐ』

最新刊・既刊本

定価は全て10%税込価格です

2023年9月刊 2860円(税込)

杉山久子句集『栞』

早くから才能を発揮し、芝不器男俳句新人賞、山口県芸術文化振興奨励賞に続き、前作『泉』では第1回姨捨俳句大賞を受賞した著者。宇宙の中の一存在として詠み、しなやかで独創的な感性が煌めく注目の第四句集。

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2023年9月刊 2750円(税込)

筒井慶夏句集『交叉』

徳島に生まれ、本土復帰間もない沖縄に移住した著者は、紅型筒描き染めの作家として文様の世界に惹かれる一方で、沖縄の季語の実感を大切に作句し続けている。平成22年には毎日俳句大賞受賞。句歴25年の成果を収める「天為」同人の第一句集。

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2023年8月刊 2970円(税込)

中岡毅雄句集『伴侶』

山本健吉文学賞受賞の『啓示』から14年、待望の第五句集刊行。身辺の草木や小さな生き物に病の我が身を重ねながら、命の在りようを見つめる眼差しは静謐で、読むほどに心透き通る一集。歌人・水原紫苑氏推薦!

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2023年8月刊 2750円(税込)

山科光男句集『丹霞郷』

「丹霞郷」とは、故郷信州の美しい大地。春になると桃や林檎の花が咲き乱れる名所である。経済界の第一線を走り続けてきた著者が俳句に出会い、12年の成果を纏めた第一句集。

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2023年6月刊 2860円(税込)

池田澄子句集『月と書く』

読売文学賞受賞『此処』から3年。その間、世界中で人が人に逢えなくなった。地球上では戦火が広がる。時に怒り絶望し、時に恥ずかし気に漂いながら、ありのままの心を映した332句。
口語を駆使した俳句で多くのファンを魅了する俳人・池田澄子の第八句集。

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2023年6月刊 2420円(税込)

塚本万亀子句集『鸚哥(いんこ)の唄』

文学青年だった息子と生きようと俳句をはじめた著者。亡き人の力を得た言葉は時に強く、時に優しく語りかけてくる。長年ともに暮らしたインコに由来する句集名「鸚哥の唄」は幸せな時間の象徴とも言えよう。「小熊座」同人の第一句集。

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2023年6月刊 2750円(税込)

荒井千佐代句集『黒鍵』

殉教・被曝の地、長崎に生まれた著者は教会のオルガン奏者として弾き、歌い、祈りながら、心と言葉を研ぎ澄ませてきた。一集を貫く精神世界は深く、尊い。数々の受賞歴を持つ「沖」の実力作家による、13年ぶりの第四句集。

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2023年6月刊 非売品

榎本弘光句集『鮎時』

句歴30年、気取らない生活を軽やかに詠み、ゴルフ、畑、旅、囲碁、盆栽と多彩な趣味のなかでも「鮎釣りの涼やかな時が作者にふさわしい」と西山睦氏は語る。「駒草」同人による第一句集。

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2023年5月刊 2860円(税込)

井出野浩貴句集『孤島』

俳人協会新人賞受賞から8年、待望の第二句集! 巻頭句は「しだれ梅くぐらむ深く息吸はむ」。凛とした一句に始まり、日々を生きる作者の姿が確かな描写で浮かび上がってくる。時間空間を大きく見通し、静かな表現の奥に独創性が漂う一集。「知音」同人。

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2023年4月刊 2750円(税込)

谷渡 粋句集『微風』

能登の地に根差し、澤木欣一・細見綾子の師系に連なる「風」系俳人による第一句集。初期作品から現在までの俳句を俳誌ごとに収め、「手織り」と「田畑作り」に生きる著者が五感で捉えた伸びやかな佳品。

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2023年3月刊 2420円(税込)

藤田銀子句集『短篇の恋』

十代の頃から詩文の創作を続けてきた著者。師の西村和子氏は〈蝶生る愛さるること疑はず〉の句を挙げ、「こうした本質に迫る句が詠めるのは、写生を怠らなかった証である」と評す。鋭い洞察力が詩にゆたかな発見をもたらす「知音」同人の第一句集。

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2023年3月刊 2200円(税込)

髙橋亘句集『機影の灯』

句歴10年。持ち前のバイタリティーで俳句に打ち込んできた著者は、今では「都市」の牽引役として初心者教室を指導している。「孤心」を大切に一人吟行を重ね、緩急自在で鮮やかな切り口が魅力の330句。

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2023年2月刊 1650円(税込)

寺田伸一句集『ぽつんと宇宙』

「僕は俳句に出会って人生が楽になり、楽しくなった」
重い障害を抱えながらも、毎月欠かさず句会に参加し、俳句を詠み続けてきた日々。句会で笑って、ちょっと泣いて・・・明るい孤独感を湛えた寺田伸一の世界。果てない宙を旅するように紡がれた105句が一冊に!

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2023年2月刊 3300円(税込)

永田淳歌集『光の鱗』

歌人永田和宏・河野裕子の長男にして、青磁社代表の著者による最新歌集。「塔」選者に就任以後の445首を収録。選者として、一人の作家として、いま謐かなる湖へ漕ぎだす如く詠う注目の第四歌集。

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2023年1月刊 2750円(税込)

田島竹四句集『生きてゐて良かつた』

阿波野青畝・森田峠・森田純一郎の三代に師事してきた「かつらぎ」同人による白寿記念句集。老いを肯い、生を尊び、平明で清らかな俳心で本格写生を極めた一書。

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2022年12月刊 2500円(税込)

句画集『つはぶき』

母として、妻として家庭を守り、保健師として地域に根差し、時に走り、時に病と闘いながら丁寧な暮らしを重ねてきた著者。ふるさと山梨の自然に抱かれ、自選百句に絵とエッセーを添えて綴った豊かな日常が一冊に。≪オールカラー≫

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2022年11月刊 2200円(税込)

『谷さやん句集』

首謀者は一体誰なのか―。この句集を手にすると、ふとそんな思いにとらわれる。ブルーのグラデーションが織りなす静謐な佇まいの一冊。開くと、鮮やかに切り取られた景色や場面や思いが、言葉となって生き生きと立っている。宗左近俳句大賞受賞作家による、待望の第二句集。

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2022年9月刊 2970円(税込)

吉永興子句集『青のときめき』

〈蜘蛛の囲の朱き一葉を掲げたる〉の句を挙げ、師の今井聖氏は「こんなに切ない句に出会うことは滅多にない」と語る。感覚を研ぎ澄ませ、ユーモアから本格写生まで多彩な表現をみせる俳誌「街」同人の第三句集。

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2021年6月刊 2750円(税込)

◆ 第12回 新潟出版文化賞(文芸部門賞) 受賞!

髙野公一著『芭蕉の天地 「おくのほそ道」のその奥

300 年を超えて愛読される「おくのほそ道」に新たな読みを加える一冊。昭和・平成に発見された新資料を読み解き、時空を超えて芭蕉の心音を聞きとめる。「ドナルド・キーン賞優秀賞」「現代俳句評論賞」受賞作を含む9編を収録。

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2018年10月刊 1980円(税込)

高野ムツオ著『語り継ぐいのちの俳句 3・11以後のまなざし

「朝日俳壇」新選者による6年ぶりの第四句集。異国的な背景と独特の詩情を湛えた319句を収録。

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2020年3月刊 14300円(税込)

『佐藤鬼房俳句集成』第一巻 全句集

生誕100年を経て、今なお根強い人気を持つ佐藤鬼房。辺境にありながら、辺境を超える普遍の詩を求め続けた氏の第一句集『名もなき日夜』から第十四句集『幻夢』まで、既刊句集を完全収録。
5230句収載の保存版!

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2020年3月刊 2750円(税込)

『国際歳時記 春』 向瀬美音編

各国に共通する春の見出し季語65語と、その例句を紹介。世界25カ国の俳人が母国語で詠む春の秀句約700句を収載。全句、日本語訳付き。

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2019年9月刊 770円(税込)

「ブックレット朔」創刊1号

ワンテーマムックとして創刊のブックレット1号。特集は「金子兜太句集『百年』を読む」。2018年2月に惜しまれつつ他界した俳人・金子兜太氏の最終句集『百年』を多角的に読み解きます。新資料「金子兜太筆の軍事郵便」は本誌が誌上初公開!
*句集『百年』とセット購入で送料無料

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