発行：2020年３月25日
序文：櫂 未知子
装丁・装画：奥村靫正／TSTJ
四六判セミハード装　186頁
2750円（税込）
ISBN：978-4-908978-37-1 C0392

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「HAIKU Column」メンバーによる
初の「国際歳時記」、第一弾は「春」！

各国に共通する春の見出し季語65語と
その季語解説を掲載。
世界25カ国の俳人が母国語で詠む
春の秀句700句。

◉「HAIKU Column｣とは・・・イギリス、フランス、
　イタリア、ベルギー、アメリカ、カナダ、インド、台湾など
　30 か国以上が参加するFacebook の俳句投稿サイト。
　現在の会員数は2000 人を超える。

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◆帯文より

「インターナショナルな場で、やっと季語が論じられるようになったか」という感動を私は語らずにはいられない。今、ここにたしかに自分がいるという証明書、それが季語である。過ぎ去った自分と出会いたがるのではなく、まだ見ぬ未来に恋い焦がれるのではなく、たしかなる今、私はここにいて目の前の季語で一句詠もうとしている。それこそが、季語は生ものだということを証明するよすがとなろう。 （櫂 未知子）

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＜編者略歴＞
向瀬美音（むこうせ　みね）
1960 年生まれ。上智大学外国語学部卒業。2013年頃から俳句を始め、
大輪靖宏、山西雅子、櫂未知子から俳句の指導を受ける。現在、
「HAIKU Column｣主宰。俳句大学機関誌「HAIKU」編集長兼発行人。