朔の本

岸本葉子著『俳句で夜遊び、はじめました』

発行:2017年11月18日
装丁:奥村靫正/TSTJ
装画:蜂谷一人
四六判ソフトカバー 200頁
1760円(税込)
ISBN:978-4-908978-10-4 C0092


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俳句は夜が面白い。

俳句をはじめて5年を過ぎた人気エッセイストが、「脱優等生」を目指して挑んだのは「夜吟」だった。六本木の骨董店、神楽坂の旅館、街角の居酒屋、はたまた吉野の山奥など、夜の句会現場に潜入。人はなぜ、夜な夜な句会に集うのか!? 夜だからこそ詠める季語とは!?

「俳句はこころの解放区。ぜひおすすめしたい大人の遊び」と語る著者が、俳句の魅力をたっぷり伝えます。


◆主な内容


イケナイ世界へ第一歩
赤坂で午前様
お年玉付き新年句会
骨董店の座敷で梅を詠む
横浜ナイトクルーズ
桜を求めて東吉野へ
神楽坂の旅館で袋回し
雨の送り火、大文字

無月の中秋管絃祭
奥美濃の古式鵜飼
春日の森の神に会う
年忘れの煤逃句会
俳句好きの集う居酒屋
司会、はじめました
師弟の絆、芭蕉庵
潜入! 渋谷の落語会

<著者略歴>
岸本葉子(きしもと ようこ)
エッセイスト。1961年神奈川生まれ。食や暮らしを題材にした生活エッセイ、旅のエッセイを執筆。『捨てきらなくていいじゃない?』(中央公論新社)『週末介護』(晶文社)、『俳句、はじめました』(角川ソフィア文庫)『俳句、はじめました 吟行修業の巻』(角川学芸出版)『575 朝のハンカチ 夜の窓』(洋泉社)等、著書多数。
現在、Eテレ「NHK俳句」の司会をつとめている。
公式サイト http://kishimotoyoko.jp/

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