朔の本

『あさがや千夜一夜』書評・記事

『あさがや千夜一夜』が「俳句あるふぁ」2018夏号の「BOOKS」欄で紹介されました。

著者は東京阿佐ヶ谷で四十三年間、元プロボクサーのご主人と一緒にレストラン「チャンピオン」を営んできた。平成十九年には惜しまれつつ閉店となったが、その後、俳句と映画とボクシングをテーマに俳句誌に発表してきたエッセイをまとめたのが本書である。

​素直で屈託のない朗らかな文章は、どこか微笑ましく、読んでいるほうまでつい笑顔になってしまう。レストラン「チャンピオン」を通して出会った人びととのつながりが育んだ著者の半生を軽やかに綴ったエッセイ集。

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