朔の本

句集『天球儀』書評・記事

句集『天球儀』が毎日新聞(2019年4月16日 )の「俳句月評」で取り上げられました。筆者は岩岡中正さんです。

句集『天球儀』が、共同通信から配信の時評「俳句はいま」で取り上げられました。評者は関悦史さんです。

福島の医師、春日石疼の第一句集『天球儀』(朔出版)は〈原発爆発映像医院待合冴返る〉のような切羽詰まった状況の句も含み、理知による詩情がわかりやすすぎるきらいはあるものの〈夏空を嗅ぐため儒艮浮きにけり〉の「嗅ぐ」には嫌みがなく開放感がある。〈脱原発デモ夏蝶が横切りぬ〉も夏蝶にちゃかされるように受容されている気配があり、デモの句としては広やかさがある点が珍しい。

太陽のように雄大な詩。あるとき、それが粉々に砕けて世界中にばらまかれた。海に沈んだ欠片は長い時を経て打ち上げられる。砂浜の貝殻やガラスはその欠片なのだ。だからこそ、これほど人の心を魅了する。句集『詩の欠片』から。

句集『天球儀』が福島民報(2019年7月3日 )で紹介されました。

句集『天球儀』により、著者の春日石疼さんが第43回福島民報出版文化賞・奨励賞を受賞しました!



『天球儀』が読売新聞(2021年3月8日)の「医療ルネッサンス」で紹介されました。

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