朔の本

句集『凡そ君と』書評・記事

句集『凡そ君と』が東京新聞(2018年7月15日)で紹介されました。

句集『凡そ君と』が毎日新聞(2018年7月23日)で紹介されました。

句集『凡そ君と』が愛媛新聞(2018年8月2日)「季のうた」他で紹介されました。評者は土肥あき子さんです。

句集『凡そ君と』が「俳句あるふぁα秋号」に紹介されました。評者は田島健一さんです。

​本書は著者の第一句集。句集のタイトルは〈凡そ君と分かり合へぬまま梅雨に入る〉の句から。〈成人の日も歯磨きの時ゑづく〉〈桜蘂降りて食紅色の街〉〈来ぬ筈の父が見てゐる運動会〉など、どの句にも読みどころとなる工夫が施され読者を楽しませてくれる。また、生活から切り取った素材は、新鮮なまま仕立て上げられていて衒いがない。一気に読ませる力のある一書。 

  葉桜の日の斑のなかの母の椅子

  浮標ばかり見て敬老の日の漁師

  遠火事を見てをり妻となる人と

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